2026/1/30
2026/1/30
S先生作成教材の活用及び事例紹介
● 教材活用のきっかけ
○ 教師向けと生徒向けに枚数を限定した資料を作成していたが、「あいのいえ」の教材を見たことで、枚数にこだわらず、ゆっくりとステップを踏んで学習でき、途中でやめても続けられるような教材作成に至った。これにより、理解の早い子は先に進み、理解が難しい子には教師が寄り添って使えるようにしている。
● 作成した教材
○ 悩みについて知る ~心を支える~
https://docs.google.com/presentation/d/1unVwHnT7z02BFekUq-D_mScr_tNBJRhJotPOu5vVcLI/edit?usp=sharing
● 活用事例紹介
沖縄県S先生は、生徒達が「悩むこと」を「ダメな弱い人間がすること」という誤解をもっているように感じました。一部の生徒においては、スマホで簡単にインターネットで調べることができるために、いろんな病気を調べて「自分はうつ病、精神病じゃないか?」という不安を持つことがあるようです。S先生は、「思春期にはどんな子でも悩む」「悩む力も必要」ということを伝えたいという思いから、他の先生方にも相談しながら、教師向けと生徒向けに枚数を限定した資料を作成していました。
そんな時、ある先生から「わたしの夢つむぎ」教材を紹介されました。読む方の自主性を尊重した教材をヒントにしたことで、枚数にこだわらず、ゆっくりとステップを踏んで学習できるパワーポイント形式での教材作成に至りました。この形式により、理解の早い生徒は自らの意思で先に進み、途中でやめても続けられるように工夫があり、理解が難しい生徒には教師が寄り添って使えるような柔軟性を持たせられるようになりました。
また、生徒には、「怒っちゃいけない」「悲しんじゃいけない」といったマイナスの感情を「悪いもの」と思い込んでいる方もいらっしゃるそうです。学校での指導が「怒ってはいけない」という方向に偏りすぎてしまうと、「感情のコントロール=怒りの抑圧」と捉え、援助希求能力を培いにくい状態になっていると感じています。それで、この教材では、不快感情を肯定的に捉え、安全に抱えることができ、それが援助希求能力の育成にもつながるように工夫もしています。
「わたしの夢つむぎ」にヒントを得たS先生の教材が他の「夢つむぎ」の教材とともに、広く活用されることで、感情表現に困難を抱える生徒達の気持ちが楽になること、そしてそのような生徒に手を差し伸べたい教師や支援者にとっても、新しい手立てが見つかり心が晴れやかになることが期待されます。このように「わたしの夢つむぎ」を介して、多種多様な教材が広がっていき、必要な方に必要な教材が届きやすくなるようになることを祈念します。